【未来から考える新しい生き方】
いよいよユーロ圏崩壊が時間の問題になってきました。
EFSFで如何にも切り抜け可能のような報道を目にしますが、そもそも借金するお金が足りなくて、借金にまでレバレッジを使いその借りた金額を数倍に水増しするという、とんでもない、バカげた最後の悪あがきのようですね。
こんな錬金術というか偽りのお金がいつまでも通用するはずがありません。
アメリカも既に崩壊状態なのに、事実は人為的に隠されています。
歴史を振り返ると、闇の勢力(?)によってバブルが作られ、意図的に崩壊させられて多くの富が奪われてきましたが、今回の債権バブルも同様なのてしょうか?
そのような意図も感じられますが、今回ばかりはそれ以上に『宇宙の理』が博打化したバーチャルの金融資本主義を一旦徹底的に破壊し、正しい世の中にするための秩序維持機能が動いているように感じます。
私たちは何かうまくいかないときに、他人のせい、会社のせい、社会のせい、政府(国)のせい、他国のせい、闇の勢力のせいと、回りのせいにして不満ばかり言ってしまうクセがありますが、それでは何も解決しないということははっきりしています。
真実を知ることと、追求すること、正しい考えを多くの人に知らせることは重要です。
3・11をきっかけに、いままでの延長線上には私たちの幸せな未来がこないということに改めて気づいた人も多かったと思います。
お金が全て、今だけ、自分だけ、と考え、競争して他人に勝って成功するという生き方では決して幸せにはなれない。
自然の声に耳を傾け、サムシング・グレートの意志を感じて自分で考え意思決定して、自分らしく生きようではありませんか?
人間は一人では生きていけない存在です。
まずは自分自身が自律し、自律した仲間と共に学びあい、激動後のすばらしい未来を夢見て、共に力を合わせて「今を生きる」ことがとても大切だと感じています。
「にんげんクラブ」って、そんなことを学んだり、実行したり、目指している人たちが集まる「希望の光」ですね。
オススメの一冊
未来から考える新しい生き方
船井勝仁(著)
はじめに 「有意の人」と豊かな未来をつくりたい
(前略)
「有意の人」に行動してもらうために
私は「有意の人」には行動をしてもらうことが大事だと思っています。
一人で勉強し自己満足をしている時代は3・11大震災で終わりました。
一人ひとりの意識が集まって、私たちが現実だと思っている社会はできています。
だから意識を変えて、「有意の人」との対話を続けていき、その中で一人でも多くの人が、
気づくことって簡単なんだ、自分らしく生きることだって簡単なんだ、決心してエゴを
最小限にしていくことで、悟ることだってできるんだ、ということに気がついてもらいたいと思っています。
そして、そんな対話を通じて、私自身が一番成長させていただいていることを日々感じているのです。
本書は全国を飛び回って、各地でお話しさせていただいている内容をまとめた本にしたいと思います。
(はじめに より一部抜粋)
目次を紹介
はじめに「有意の人」と豊かな未来をつくりたい
第1章 3・11大震災後、転換期を迎えた日本
1 これまでの日本、これからの日本
2 資本主義は欠陥だらけのシステムだった
3 震災後のいま、私たちがなすべきこと
第2章 自律(自立)から天律の時代へ
1 意識革命をしよう
2 これからは女性性の時代
3 天律時代の経営者の役割とは?
第3章 父との関係から考えるカルマの解消法
1 「母の呪い」と「父の呪い」
2 父への畏敬の念
3 船井幸雄の息子という既得権益
第4章 世の中の構造と人間の正しいあり方
1 人間の五つの特性とは?
2 世の中の構造はシンプルにできている
3 本物技術について考える
第5章 善意の輪を広げよう
1 三陸海産再生プロジェクト
2 とても楽しい世のため人のための行動
第6章 未来から考える新しい生き方
1 「いまここ」を一生懸命生きる
2 共鳴することの大切さ
3 祈りは感謝
4 マヤの叡智 ~パラダイムシフトはカレンダーの変革~
5 すべての責任は自分にある
おわりに 共に学び合い、叡智を生み出そう